老後の不安に生前対策を
よくある老後の不安として、財産と身の回りについてのご相談が多くあります。
財産に関するものとして、
- 「遺産相続のことで子供たちは揉めたりしないだろうか」
- 「自分が築きあげた財産をしっかり守り通してくれるだろうか」
身の回りに関するものとして、
- 「今は元気だけど身体が不自由で寝たきりになってしまったらどうしよう」
- 「自分は身寄りがないが、死後の事務は誰がやってくれるのだろう」
当徳島相続遺言相談センターへご相談にいらっしゃるお客様からもこういったご不安を聞くことが多くあります。最近では核家族化により単身でお住まいだったり近所での交流が乏しくなったことにより昔と比べても不安を抱きやすい環境であるといえます。テレビ等のメディアを通して心配になる方も多いようです。
どんな対策があるのか、どういった不安を解消することができるのか、選択肢を知っておくだけでも不安を和らげることができます。少しでもご興味があればこの機会に検討されることをお勧めいたします。
ここでは身の回りに関する対策方法をみていきましょう。
日々の生活における生前対策
年齢を重ねるにともない身体が衰えていくことは誰もが避けられない現実です。脳の衰えの一つに認知症があり、その対策として成年後見制度の利用をよく聞きますが、逆に言えば成年後見制度は脳(判断能力)の衰えの症状が出ないと利用することができません。脳は問題ないのだが手足が不自由で生活に支障があるとき、何か手立てはないのでしょうか。
そこで登場する対策として「財産管理委任契約」というものがあります。事前にお願いしたい内容を契約という形で他者に委任しておくことで、その後の生活をスムーズにすることができます。何をお願いするかも自分自身で決めることができますので、ご本人の意向に沿った契約内容にすることができるでしょう。
- 財産管理委任契約について詳しくはこちら
- 財産管理委任契約とは
死後の手続きにおける生前対策
死後の手続きはとても多くあり、一般的に知られている遺産の相続手続き以外にも、葬儀の手配や役所での手続き、病院・公共料金の精算など小さなものを含めると予想以上に幅広く存在します。
身寄りのない方の場合は特に、死後の手続きについてのご不安は大きいのではないでしょうか。このご不安に対しては「死後事務委任契約」を生前に締結しておくことで対策をすることができます。この契約では死後の手続きを第三者にあらかじめお願いしておくことができます。
身寄りのない方に加え、身内はいるけれどもあえて第三者の方にお願いしたいという声もあります。親族がいても交流が乏しかったり遠方だったりすることでできるだけ身内には迷惑をかけたくないと思われる方も多いようです。
死後事務委任契約についての詳しい説明はこちら>>
- 死後事務委任契約について詳しくはこちら
- 死後の手続き
上記のような生前の対策はあまり知られていないかもしれませんが、現状として利用されている方が年々増え続けています。ご自身に関する重要なことを第三者に依頼することに抵抗がある方もいらっしゃるかとは思いますが、しっかりとした専門家や会社(法人)への委任であればより安心感が持てる場合もあるでしょう。
興味はあるが不安だ、話だけでも聞いてみたいという方で徳島近郊にお住まいの方は、ぜひ徳島相続遺言相談センターの相談をご活用ください。生前対策について、当センターの専門家が丁寧にご案内させて頂きます。
生前対策 関連項目
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