2022年08月03日
Q:司法書士の先生にご相談です。母の相続が始まったため遺産調査をしているのですが銀行通帳が見つかりません。(徳島)
はじめまして。徳島で相続に詳しい専門家を探していたところ、知り合いにこちらの司法書士の先生を勧められ、ご連絡させていただきました。私は徳島在住の40代サラリーマンです。先日、徳島の自宅から近くに住んでいる母が亡くなり、相続が始まりました。相続人は戸籍を調べたところ、父と私の2人でした。
葬式は徳島市内の葬儀場ですでに終えており、2人で相続財産を調べております。ところが、母の銀行通帳が見つかりません。生前預貯金の存在は話していたため、どこかにあるはずなのですが見当たりません。どの銀行の口座なのかすら把握していないため、問い合わせのしようもなく困っています。なにか調べる方法があれば教えていただきたいです。(徳島)
A:ご相談者様が相続人であることを証明するための戸籍謄本を用意し、銀行から残高証明書を取り寄せることが可能です。
今一度、遺品整理を行っていただき、本当に通帳やキャッシュカードがないか探してみましょう。その際、亡くなったお父様がご家族へ遺産について伝える遺言や終活ノートが遺されていないかをご確認ください。どうしても見つからない場合は、銀行からの粗品、郵便物、タオルやカレンダーなどがないか探してみてください。見つかったものを手がかりに、その銀行へ問い合わせてみましょう。
相続人は銀行に対して故人の口座の有無、また口座の残高証明や取引履歴などの情報開示を求めることができます。以上を踏まえてもなお、手がかりになる物が全くない場合は、自宅や会社近くの銀行に直接問い合わせます。請求する際の注意点としては、ご相談者様が相続人であることを証明するために戸籍謄本の提出が求められますので、あらかじめ準備しておきましょう。
相続手続きには負担が多く、予想以上に時間がかかることもありますので、ご自身で進めるには難しく困っている場合は、相続の専門家が在籍する徳島相続遺言相談センターの司法書士に依頼することをお勧めします。
徳島相続遺言相談センターでは徳島のみならず、徳島周辺地域にお住まいの皆様から相続に関するご相談を多数いただいております。徳島にお住まいの皆様が抱える相続全般のお悩み事を、相続の専門家が親身になってお伺いし、豊富な経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。
徳島相続遺言相談センターでは徳島の地域に詳しい相続の専門家が、初回のご相談を無料でお伺いしております。徳島の皆様、相続でのお困りごとがございましたら、ぜひ徳島相続遺言相談センターまでお問い合わせください。
2022年07月01日
Q:遺言執行者に指名され、困惑しています。具体的にどのようなことをすればいいのか、司法書士の先生教えてください。(徳島)
先日徳島に住む父が亡くなり、相続の手続きを進めています。実家の遺品整理をしていたところ、自筆とみられる遺言書が見つかりました。調べたところ自筆の遺言書は勝手に開けてはいけないとのことでしたので、家庭裁判所にて開封してもらい、中を確認すると徳島の実家の相続について、遺産についての記載の他、私を遺言執行者に任命するという記載がありました。そもそも遺言執行者とは何をする人なのでしょうか。法律の知識があるわけではなく、私が長男であるという理由だけで任命したのかと思うのでどうすればいいのかわからず困っています。遺言執行者について教えていただけませんでしょうか。(徳島)
A:遺言執行者についてご説明いたします。
遺言執行者とは遺言書を残した人(遺言者)が遺言書にて指定する人のことを指します。役割としては遺言書の内容を実現させるため、相続人に代わって相続財産の各種名義変更などの手続きを行います。
なお、遺言執行者に任命されたからといって必ず行わなければならないわけではなく、就任する前であれば、他の相続人に辞退する意思を伝えることで断ることができ、任命された方の意思で決定することが出来ます。しかし、就任後に途中からやめる場合には本人の意志だけではやめることが出来ませんので注意が必要です。就任後にやめる場合には家庭裁判所に申し立てを行い、家庭裁判所が遺言執行者の辞任を許可するかどうか判断します。
また、遺言執行者が指定されていない相続や遺言執行者がいなくなった場合には家庭裁判所へ申し立てることで遺言執行者を選任することができます。遺言執行者の申し立てが出来るのは相続人や遺言者の債権者などの利害関係人であり、遺言者の最後の住所地の家庭裁判所に申し立てを行います。
徳島相続遺言相談センターでは遺言書に関するご相談を多くお受けしています。遺言書に詳しい司法書士が徳島にお住まいの皆さまの親身になってお伺いしますので、お気軽にご相談ください。なお、初回のご相談は無料でお伺いしております。徳島にお住いの皆様、ならびに徳島周辺で遺言書に詳しい事務所をお探しの皆様からのお問合せをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
2022年06月01日
Q:相続放棄はどのタイミングでできるものなのか、司法書士の先生にお伺いしたいです。(海陽町)
司法書士の先生、はじめまして。相続放棄について質問させてください。
私の両親は海陽町で暮らしているのですが、2年前に母は亡くなってしまいました。将来的に父が亡くなった際には、私と弟の2人が相続人になるかと思います。
まだまだ先のことではありますが、相続が発生した際に気になるのが父の借金です。生前に母から父に借金があることを聞いてはいたものの、その額が今現在どの程度になっているのか定かではありません。督促状が届くこともあったので何度か父に確認してみましたが、「お前たちには関係ない」といってまったく教えてくれない状況です。
何年か前に親の相続を経験した友人に相談してみたところ、彼女の親もかなりの借金をしていたそうで相続放棄をしたとのことでした。私自身もこのまま父の借金が減らないようであれば、相続放棄をするしかないと考えています。
できれば今すぐにでも相続放棄の手続きをして安心したいのですが、相続放棄ができるのはどのタイミングでしょうか?司法書士の先生、ぜひとも教えてください。(海陽町)
A:相続放棄の手続きができるのは、相続が開始されてからです。
今すぐにでも相続放棄の手続きがしたいというご相談者様のお気持ちはよくわかりますが、相続が開始されてからでないと相続放棄の手続きを行うことはできません。
将来的にお父様の相続が発生し、相続人となるご相談者様が相続放棄を選択される際は、相続が開始したことを知った日から3か月以内に家庭裁判所でその旨の申述を行う必要があります。
相続放棄を申述する家庭裁判所はどこでも良いというわけではなく、被相続人の最後の住所地を管轄区域とする家庭裁判所と定められています。上記の期限までに相続放棄の手続きを行わなかった場合には、被相続人のプラス財産もマイナス財産もすべて承継する「単純承認」したものとみなされるため注意が必要です。
現金や預貯金、不動産等のプラス財産が借金や住宅ローン等のマイナス財産より多ければ良いですが、逆のケースの場合には金銭的な負担が大きく圧し掛かることは明らかです。ご相談者様のように借金があることで相続放棄を検討される際は、期限に遅れることなく速やかに手続きを行うよう心がけましょう。
相続放棄の手続きを行うと相続財産に関する一切の権利義務が消失するため、後になって財産が欲しいと思っても受け取ることも相続放棄を撤回することもできません。相続放棄をしたことで後悔しないためにも、手続きを行う前にきちんとお父様の財産調査を行うことをおすすめいたします。
相続が発生した際の財産調査や相続放棄の手続きをご自分で行うことに不安のある海陽町の皆様は、相続・遺言書作成を得意とする徳島相続遺言相談センターの初回無料相談をぜひご活用ください。
徳島相続遺言相談センターでは初回無料相談の段階から豊富な知識と経験を持つ司法書士が担当し、海陽町の皆様の相続放棄に関するお悩みやお困り事を懇切丁寧にサポートいたします。
海陽町ならびに海陽町近郊で相続放棄や相続・遺言書作成の相談ができる事務所をお探しの皆様、どうぞお気軽に徳島相続遺言相談センターまでお問い合わせください。
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